元漫画家のどっとはらい

。たしまめ始んでお

TOP | ALL ENTRY | RSS | FONT SIZE : S L Default | ADMIN

改めて言われてしまうと

社会復帰二週間目。

一応、社内でも「漫画を描いていたらしい」というのは
ウワサ(?)になっていて。
数少ない女子社員さんたちにもやっぱり「どんなん描いてたの」
などと聞かれたりするので、ダブってる刷り出しとかちょっとだけ
持って行って「まあ、こんなです」てんで少し見てもらいました。

マンガ業界の底辺の隅っこに入り込んでからこっち、
“絵描きさん寄り”の人との付き合いのが多かったから
すっかり忘れていたが、「マンガを描く(そして雑誌に載る)」
って、やっぱスゴイことではあるようで・・・
 
「この(登場人物の)名前とかも自分で考えるの!?」
「こんなのも自分で描くの!?」
「こんな、口を開いてるところとか、描けって言われたって
描かれへんよねー」
「えーっ」「うわーっ」・・・etc

・・・というので、大いに感動?されてしまい、
改めてなんだか顔から火の出る思い_| ̄|○

このコマを見ては、
98ra.jpg

「この男の人の体がこんなんなってるってなんで解るの!?」

・・・うおっ・・・それはですね・・・(説明に困る)

確かになんでだろー?ぐらい、すぐ出て来なかった。
「えーと、そーゆう参考書みたいのがあるんですよ」
みたいな。
後はなんか、マッチョアクション映画とか、そんなん?
イッショケンメ見てたりとか・・・

そっか、マンガをマトモに描き出してから、何を見ても
モノの見方とか観察のしどころが変わった気はするな。
やっぱり、改めてそー言われてみると、世間一般の人からしたら、
珍妙なんだなあ。物書きやマンガ描きのアタマって。
なんかこう、いい「話のタネ」になってますよ。

ワタシって、多少すごかったんだ・・・(笑)

今、“師匠”に付いて、仕上げの仕事を習ったり
慣れようとしたり毎日充実した気分でいるんですが、
その師匠にも描いたものを見せたら、こんなことを言われた。

「アンタ、残業したらあかん」
「定時で帰って、家では引き続き描き続けるんや、
描かんと腕がにぶるで! 勿体ないやん」
「こーゆうのはな、やめたらあかんで」

ちょっと吃驚したけど、すんげー有難い言葉でした。

「描かないとにぶる」っていうのは実際そうで。
この点は、業種が違っても変わらないんだなあ、というので
これは改めて感じ入ってしまったことでした。


「廃業/休業宣言」みたいなものを出してから、
なんだか多方面からいろいろコメントやメールを頂戴したんですが、
どれもホントに有難いことで、入って間もない会社の人にまで
激励されたりして・・・

ワタシ「マンガ運」は薄いんだけど、「人との縁」みたいのには
恵まれてんだなあ・・・と。
これがあるなら、細々とでも続けていれば
いずれどうかなるのかもしんないな。

師匠の教えに従って腕とアタマがなまらないよーに
休みながらもボチボチ「副業」でやって、リハビリしときますわ。
(好きなもんだから、道楽的にはずっとやってんだけども^^;)


追記 :
職場の師匠が、「漫画も続けとき」と言ったのには、
もう一つ意味がありました。
敢えてココでは書かんけど、師匠は洞察力に優れ、
勘のスルドイ人なので、なるほど尤もだってんで引き続き
マンガの方も精進(?)しているような次第です。
この人に出会えたのも、今の会社に再就職出来た中での
大きな収穫でしたわ・・・
COMMENT
COMMENT FORM
NAME
TITLE
MAIL
URL
COMMENT
PASS 管理者にだけ表示
TRACKBACK
TB URL » for FC2 user